円七面鳥

不定期

ゲーム(2020/10~11月)

本読んでた時間の方がたぶん短い。

 

 

やった

 

ポケットモンスターY
ポケットモンスタームーン
ポケットモンスターソード(DLC購入済み未プレイ)

:「GOTCHA!」を何度も視聴しているうちに「どうして自分はこの冒険を味わっていないのだろう?」という気持ちが膨れてきたので買った。*1

メインストーリーを最後までプレイさせる誘導のデザインが化け物じみていて、3作品ともさいしょからはじめるしてからエンディングまでのめりこむように遊んだ。王道のシリーズタイトルは基礎が強い。旅の思い出は私だけのものでとくに語るつもりもないですが、それでも最新作が一番面白かったことは書き残しておきます。

ムゲンダイナってあくタイプじゃなかったんですか?

 

Gorogoa
:最後までやった。性質の異なる絵解きパズルが5ステージ+まとめの1ステージ構成。各ステージにはそれぞれの特色が出ていて「こういう趣向のステージなんだな」と狙いに気付ける瞬間の楽しさはあったけれど、基本の発想が同じなら解法も似てくるのでそこはかとない単調さ、作業感もあった。

 

ブルームーン

:実績解除のための実績解除だった。攻略サイトを見ることに抵抗がなく、そういう意味では個人的なプレイ体験は「Please, Don't Touch Anything」に近かったのかもしれないけれど、あちらにはそれでも「ボタンを押す」という快楽があったんだなと書きながらいま気付いた。

 

暗い部屋
:テキスト……というか、文字であることにこだわった、ある種の闇鍋みたいなゲーム? ウィザードリィみたいな感じをイメージしていたけど、まずやらされるのはクッキークリッカーで、そこで得たリソースを使って……という展開。とりあえずのエンディングまでで5時間くらい。数が増えると楽しくなる人間だからクリアまで一晩でやってしまったけど人に薦める気にはあまりならない。

 

Overdungeon
タワーディフェンス要素のあるデッキビルド型ローグライク。想像していた以上に大味。敵の動きや山札の残りカードを勘案しての行動選択や1点刻みのライフ管理などは要求されず、こちらが使うカードのシナジーもすぐにインフレする*2ので引いたカードをほんの少し考えて叩きつければなんか勝ててしまい、一戦ごとにひりつくような感覚はない。インフレを楽しみたい人向け。

 

Blood Card
:山札の枚数=HPというシステムのデッキビルド型ローグライク。何度か通しプレイした限りではわりと好感触。死神は戦略と適度な緊張感につながる一粒で二度おいしいシステム。戦闘ごとに全回復はけっこうぬるい仕様に思えるけどその分敵のアクションも強烈になってくるのでバランスは良さそう。難易度上昇してからが本番なのかもしれない。やりこみたいと思えるほどではなかった。*3

 

Dicey Dungeons 
カートゥーン調の世界でサイコロたちがバラエティーショー番組風のダンジョンに挑むローグライク。今回の大当たり。サイコロの目によってダメージの数値や行動の成否やアクションを決定していくという、ローグライクにおける運要素をこれ以上ない形で可視化したゲーム。運そのものを意識的に戦略に組み込んでいるような独特の体験を基礎として、プレイアブル6キャラクターがそれぞれ持っている固有の能力によってキャラごとの戦闘パターンがガラリと変わってくるので、自分なりの攻略法を見つけていく過程を何度も味わえる。どれだけ強力な装備を揃えても相手のサイコロの出目次第ではあっさりと負けるし、大量のサイコロを振って運をねじ伏せるようなビルドもあるし、あと1点のためにサイコロに祈る瞬間もある。

プレイ時間は32時間。起動放置してた時間もけっこうあったので全36ステージ+ラスボス撃破まででだいたい30時間弱。カードや敵の種類自体はそこまで多くなく、同じキャラを何度もプレイしているうちに似たようなビルドの似たような展開にどうしても寄ってしまう面はあるけれど、たぶんそれに飽きる前にはクリアできる。

 

Milk inside a bag of milk inside a bag of milk
:自分のレベルではまともに読めない英文だなとストアの画像見れば分かるのになんで買ったの?*4

 

エヴァンの残したもの
:シンプルながら小気味いいパズル&ミステリーストーリー。良くも悪くもインディーゲームというか、洗練されてなさも含めて楽しめる人向け。突き抜けているわけじゃないけど「これがやりたかったんだ!」という狙いが非常にはっきりしている作品で、万人が「めちゃくちゃ良いわけではないけど決して悪くはなかった」と評価しそう。安いし2時間くらいで終わるしちょっとしたミステリゲームやりたいなら選択肢のひとつ。

 

シロナガス島への帰還

:探偵と根暗引きこもりコミュ障黒髪ロングメカクレガリガリギーグJKのコンビが裏社会的な怪しさのある孤島にて怪事件に巻き込まれるノベルゲーム。シナリオはシリアスながら読み心地はすこぶるライト。本筋に関わって、設定上の大きな無茶や主人公らの言動に腑に落ちない点がいくつかあるものの、ストーリーを楽しむために敢えて無視しようと思えば無視できるレベルだと思う。選択肢ひとつでサックリと死ぬ箇所がそこそこあり、正解のルートで「なぜこの選択肢だと死なないか(他の選択肢ではダメなのか)」がゆるいロジックとはいえ示されるのかノベルゲームならではの分岐のロジックの示し方として面白かった。死にエンドが性癖にとても正直。

おまけシナリオもけっこうボリュームがあり、基本はギャグ&サービスシーンがメイン……というところからの不意打ちがすごい。ジャンルは伏せるけれど、あのジャンルの作品としてあまりにもよくできているのでなんか笑えてきてしまった。

本編4時間、おまけシナリオ+全実績解除+CGフルコンプまでで5時間半。値段を考えたら十分すぎるほどのクオリティ。具体的には講談社Box新人賞受賞作くらいには面白い。*5

 

Little Nightmares

:名作ホラーゲームの新定番。実況で本編全部見たことある*6けどDLCステージはほとんど記憶にないのでコンプリート版を買った。解き方だいたい知っている状態で本編クリアまで3時間ちょい。DLCはまだ。生理的嫌悪を催す“怪物”のデザインにゾクリときたならぜひとも体験してほしいタイトル。この船にいるやつらはこちらを生々しく追いかけてきてくれる。

 


買った、ちょっとやった

 

100%おれんじじゅ~すっ!
スグリだけやったことあります。

 

Outer Wilds
:2019年のベストSFと聞いた気がする。

 

Pacify
:ハロウィンセールのときに「誰かに押し付けて一緒にやろう!」と思って買ったけどこのゲームプレイできそうなスペックのPC持ってて一緒にやってくれそうな人はみんなホラーゲーム苦手なので押し付けていないしこんな理由で返品するのもなんか気が引けたので買っただけ。

 

Ori and the Blind Forest:Definitive Edition
:説明不要枠と認識しています。

 

わすれなオルガン
:字が小さい。

 

Exit the Gungeon
:Gungeonの面白さとは全然違う。こっちの面白さは自分にはピンとこない。11/14に大型アプデきたみたいだけどやってない

 

魔法の女子高生
:菫子を酷い目に合わせるローグライク*7

 

デイグラシアの羅針盤
FGOの新規イベがレイジングループのシナリオの人の執筆→レイジングループ買ったけどやってないなぁ→じゃあ代わりに前から気になってたノベルゲー買おう
そういうことになった。

 

BattleBlock Theater

:面白そうと思って買ったけどどんなゲームかまったく知らない。

 

Poly Bridge

:物理演算橋渡し。ジャンプ台ともいう。

 


その他

 

リングフィットアドベンチャー
:ステージ21、プレイ日数100日超えた。終わりが見える。

 

シャーロック・ホームズの追悼

:「アリスと謎とくらやみの物語」が面白かったので買った。誰かと一緒に遊びたいけど一緒に遊びたい誰かはみんな遠くにいる。

 

アイドルマスター シャイニーカラーズ

:ソシャゲをやる時間のない現代人向けのチューンが見事でまんまとのせられた。入り口は芹沢あさひなんですが軽く触れた感じで一番好きになりそうなのはノクチルです。

 

MTGA
:新セット出るたびにプレミアドラフトがめちゃくちゃ楽しい。カラデシュ! すごい! 本当にすごいんだ! 最高! イェイイェイ カラデシュ最高と言いなさい*8

*1:この2年近くBUMP以外の音楽をほとんど聴かない生活を送っている

*2:シナジーがインフレする、で合っている

*3:あまり食指が伸びない理由はちゃんと考えていないけど、おそらく「slay the spire」と比べてUIがしっくりこない感じがあり、それが積み重なったせいだと思う。「slay the spire」が完成されすぎている

*4:最後までやった。プレイヤーである「あなた」に話しかけてくる、ノベルゲーについて言及するノベルゲーなんだろうなということは分かった。ゲーム内のキャラが長々としゃべり続けているのを退屈な気分で読んでいたら「私」が「うるさい」と伝えたのには笑った

*5:調べてみたら1作も読んだことなかったのでイメージ

*6:私がVtuberにハマっていた時期にみんなやっていた。みんなって? 悪徳ではないという意味だよ

*7:ではない

*8:チェンソーマン1~9巻まであんまりにも面白くて一気に読んじゃったけど一気に読まなかった方が面白かった気もする。爆弾の悪魔編好き